新緑

黄砂がひどかった昨日は、遠くを見てもぼんやりかすんで何も見えなかったが、今日は、少し楽なようで山々がいろいろな階調の緑に染め分けられているのがよく見えた。

交差点を曲がったら、ガソリンが残り少なくなったことを知らせるアラームが鳴り出したので、帰り道、ガソリンスタンドに寄ることにした。行きつけの店がこのあたりでは安いのだが、通勤経路からは少し外れる。国道を降り、私鉄の線路をまたぐ跨線橋を渡り終えると、道は宮川の堤防に出る。河川敷に植えられた欅の並木が若い緑色に変わっている。この間までは花が残っていた桜並木もすっかり葉桜に変わり、少し来ていなかった間に川沿いの道は季節の模様替えをすませていた。

安いかわりに窓拭きのサービスがないので、備え付けの濡れタオルを持ってきて自分で窓を拭いた。黄砂で黄色く汚れた窓を拭くと、どうせ夜には雨だと分かっていても気持ちがいい。

満タン法で燃費を計算すると、リッター10.74キロメートル走ったことになる。なかなかいいじゃないか。滋賀まで走っているから高速も少し使ったが、これなら、まあまあだろう。

ワインが昨日で切れたのでいつもの店に立ち寄った。棚に並んだワインの価格が軒並み高くなっている。売り場の人に訊いても「そうですか」というばかりで、よく分かっていない様子だ。酒税が変わった話はまだ聞いていないが、仕入れ値の問題だろうか。お気に入りの銘柄もどんどん棚から消えている。仕入れの担当者が変わったか、バイヤーが変わったか、どちらにせよ困った問題だ。

駐車場に車を止めたら、めずらしくとなりのご主人が話しかけてきた。昨日、駐車場の前に車が停めてあって難儀していたのを見てくれていたらしい。何か貼り紙でも書いておいたらどうかと忠告してくれた。入り口の赤いコーンには駐停車禁止の貼り紙があるのだが、少しの間だから、と停める人が絶えない。自分だったら困るだろう、という想像力が働かないのだから、貼り紙をしても変わらないだろうと思う。そういう世の中だと思っていたが、他人のことを気にしてくれる人もいるのだから捨てたものでもない、と少し心が慰められた。

2006-04-26 18:09:51 | Permalink | コメント(0) | Trackback(0)





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