ワールドカップ
やはり、というべきか、オーストラリア戦に負けたことで、ジーコ采配に対する批判が噴出してきた。選手交代に疑義を唱えるものが大半だが、ジーコスタイルに疑問を感じる人は前から多い。以前から監督交代を叫ぶ声は少なからずあった。さすがに、ワールドカップ寸前にはそんな声も消えていたが、負けたとなると、それ見たことか、という気持ちになるのも無理はない。
ジーコの言い分では、1点を守りきることのできない選手の戦い方が悪いということになる。日本人の考え方からすると、クールな発言である。しかし、外国、特にヨーロッパのプレスは、概ねそれと同じ批評が多いようだ。ヒディング監督の選手交代があたったからといって、ジーコ監督のそれのまずさが敗因だとはとらえていない。
サッカーというスポーツは、野球のような競技と比べ、プレイ中の選手の判断が大いにものをいう。ベンチからサインを送って監督の意志を伝えるといったやり方が可能な野球に比べれば、選手自身の責任がよほどに重い。そういう意味では、選手がまずかった、という言い方は分からないでもない。
しかし、DFの交代要員の層の薄さは、やはり心配である。宮本がイエローカードをもらったとき、妻が「宮本のかわりって誰かいるの?」と聞いてきたが、咄嗟に応えられなかった。「うーん。井原がいればなあ。」と、答えたが、DFの要になるような選手が他にいるだろうか。また、中澤もがんばっていたが、彼が故障したら、誰が彼のかわりをするのか。考え出したら不安要因があまりに多い。
中田は勝ち点6を狙うと強気の発言をしていたそうだが、その根拠がどこにあるのかは分からない。「走らなければ、サッカーはできない」と、マルタ戦の後で語った中田の予言通りの後半十分間だった。今度も予言通りの試合運びができるのか。ブラジルに善戦したことでクロアチアの意気は揚がっている。どんな戦いを見せてくれるのか、楽しみにしている。
2006-06-15 18:11:38 | Permalink | コメント(2) | Trackback(0)
